前回の銀山釣行の帰り道、正確には上越国際辺りに山菜取りに行った時の事。
散々やられた後の車中で釣師郎さんとの会話。
「最近なんだか気持ちから負けてませんかねぇ・・・使うルアーもどんどん小さくなって行く様な気がするし・・ここは一発でかいのオンリーで行きませんか?10cm以下のスプーン禁止とかデビルは28gみたいな」
「やりますか!?BIGルアー杯?じゃあ状況が上向いた平日にゲリラ出撃しましょう!BIGルアー杯(仮称)準備委員会という事で」
こんな訳で準備委員会の為に”でかい”ルアーを探すことに・・・。
でも実際でかいのってそんなに有る訳じゃないんですよね・・・ミノーだったらシーバス用とかになっちゃうし、本流の桜マス用のスプーンだってそんなにバカでかくないし。
いや、そんなにでかいスプーンにしちゃうとフッキング率が激悪で当りはあるけど乗らないって事になりますよね。。。。
ちょっと話は逸れますがこんなのどうでしょう?
15cm位のかなりS字のキツイ角でテールはスイミングフック。
アシストを段違いのトレブル2本にして、小さな輪ゴムで角に止めてしまう。
ミノーのベリーフックみたいになるようにして・・・駄目ですかね?でかい角提供して頂ければ1日引き通して見ますよ(w
まあ、そんなんで色々と八方に工作していた時、Yさんから「大会参加しない?」とのお誘い。
レギュレーションがBIGミノーオンリーなのでこれはまたナイスタイミングのお声掛けです。
問題はルアー・・・結局良さげなのは入手出来ていない・・・・駄目元でUさんに2本程調達できないか相談してみたところ、何とかなりそうとの返事で「漢引き」参加と相成りました。
ただ、事前に現物見ちゃうと萎えそうな気がしたのでブツは当日受け取ることに(w
そして当日。
総勢25人。だったかな?これだけの人数が居れば安心。
なにがって、でかいのも出るでしょうし、そして当然ボーズも・・・お仲間は多いほど嬉しい。。。
なんにしても初めてなので何色でどれ位をトレースするのかも分からないし、まずは周りの視察からなんですよ。。。
「ヒット」の情報を頼りに魚探の反応を比べてイメージしているトレースラインを修正・・・どやら意外と感覚のズレは無いみたい。
出船してから2時間程たっても全く感なし・・・周りも30前後がポツポツ・・・やっぱBIGミノーは甘くは無いですね・・・完全に日は昇ってるし空も快晴で早くも負け犬モード。
やっと一発入ったのが7時位でしたか・・程々の引き・・・が途中からいきなり”重い”。
引きが強いんじゃなくてひたすら重い・・・頭の中では元気のいい流木??まさかのバス??と悪いことばかり過ります。
そして残り2色位のところで深海魚釣りよろしく水面にザブっと何かが浮き上がって、そのまま水面に浮いたままズルズル寄ってくるんですよ。
とりあえず流木では無いようですが「これがBIGミノーの釣りなのか???」とか「やっぱバスorz」とがっかりしながら寄せてみると、胸ビレ付近にスレ掛りした岩魚でした。。。。
どうやら途中で口に掛かっていたフック伸びて外れ、運良く別のフックがスレ掛りしたようです。
これじゃ確かに重いはな・・・ブーメランみたいにぐるんぐるん回ってたし。。。
しかし、中途半端な大きさ・・・取り込みに時間が掛かったのでお疲れ気味だし・・・キープはやだなと思いつつ軽くメジャーを当てると45位。
BIGミノー初の魚という事もあって、一応検量してもらってエントリーです。結果48cm。
この日はこれっきり・・・・多分夕マズ目もやったのでしょうが記憶がありません・・・・。
その後の記憶はバーベキューは旨かった・・・キングもパスタもこれまた旨かった。
罰ゲームの唐辛子、ちょっと味見してみると辛くて旨い。
辛い物好きとしては1本行っときたいところなんですが、後のことを考えて遠慮しておきました。
2日目。
朝マズ目。
だめだめ!
とっとと朝食に戻るが勝ち。
重役出勤のYさんとUさんは入れ違いで出て行ったけど、案の定だめだめ。
なんと昨日の岩魚が未だ暫定1位・・・ってまずくない?このまま行くと大会珍記録・・・
夕マズ目。
ラスト2時間程でやっとスイッチが入りだした模様。
が、しかし小物ばかり。。連続ヒットもあるが30台のちっさいのばかり。
そして最後に仕入れから出て帰路に着いたところでなんとか40台。
結果、大会珍記録となってしまいました。。はは。。
夜はジャンケン大会で盛り上がり、ここで1年の運を全て使い切ってしまったようです。
それにしても今回は大物こそ出ませんでしたが、新鮮味のある釣行でした。
これで次回の某所でもBIGミノーを使うことが出来るでしょう。
スタッフの方々、奥只見山荘の方々お疲れ様でした。またよろしくお願いいたします。
「2006 銀山」カテゴリーアーカイブ
2006/6/3 銀山
1年ぶりの銀山湖は優しく迎えてはくれませんでした。
まずは最近人気のない中ノ又から。
出会い付近の魚探はなかなかの反応。でも深い・・・
上流向かう途中の反応も3~5、15m以上と悪くは無かったんですが、全く食い気がないので撤退。
次いで向かった仕入沢は死の世界。。。
このあたりで嫌な雰囲気が漂い初め、ボの文字がちらほらと頭を過り始めます。
それまでは両舷共に今年の課題であるミノーを引いていたのですが、ドジャーを付けたツノにチェンジ。
そして「まずは1本」狙いでダムサイトへ。
左回りで入っていくと魚探の反応が浅くなってきている。それまで15とか20だった反応が5,6mに。
これは地合か?と期待しているとやっとツノにあたりが!。
あまり大きくはないけど1本は1本っと余裕をかましてるとポロッっとお帰りになってしまいました。
ボーゼンとロッドを手にしたまま、釣師郎さんに泣きの連絡を入れている所に更にあたりが!。「おぉ来ました。来ました。それじゃ」とグリグリ ポロッ orz。。。。。
これでお仕舞い。。。
これ以降は何処へ行っても泣かず飛ばずで完全にやられました。
夕方のチャンスに賭けて悪あがきをしたんですが、ベイトが浮き始めたもののもう一息と言った所でタイムアウト。
少ないチャンスを物に出来なかったのが敗因ですね。