今シーズン初めての琵琶湖。
昨年からテストを繰り返しているミノーの詰めや新しいポイントの開拓。
今回の船宿は高島市の新旭にある「鱒屋」。
設備などの関係でまだ一般の人が訪れるのは難しいかもしれないが、船以外の設備も社長自ら作っているのでこれらが完成すれば使いやすくなるでしょう。
使用した船は14,5フィートでFRPの和船。
これに4スト9.9PSのセル付でセンターコンソール仕様になっている。
センターコンソールだとアクセルの微妙な調整が難しい・・・
これで朝一に全開で姉川へ向かう。
ちょっと風が強く、うねりもあり波頭も崩れかかってきているが、センターコンソールだと体が安定して楽チン。
小一時間ほどで姉川沖のポイントに到着。
ここから竹部島の方へ北上する。
ルアーは両舷ともテスト中のミノー。
もちろんドジャーはなしで12LBのラインを100ヤード+αで流す。
数百メートル程先行している僚船はダウンリガーのみで操業中で早くも水揚げがあるそうな。
棚は深く、19m出しとか・・・
スローで狙えない深さではないのだが、向かい風でリモコンのアクセルが災いしてスピードのコントロールが上手く出来ない。
ミノーも動き出しに課題があり、ドジャー無しで引くにはまだ手を入れる必要ありと分かった。
ただもう一つの大きな課題は解決したので今後は急速に完成に近づくと思われる。(業務連絡 「ツノやシェルと同等かそれ以上に釣れる」って言ったのは本当でしょ?)
なぜか持ち込んでいないはずのドジャーが有ったのでこの後は通常の琵琶湖スタイルで流す。
しかし揚がってくる魚体はどれも小さく、リアル姫サイズ。
僚船も数は出ているが型は出ていないようで、結局初日はキープ2本で終了。
2日目。
この日はおまけなので長距離の移動はしない。
宿で朝飯食ってそれからなので昨日反応の良かったポイントを中心に攻める。
港から一気に水深90mラインまで出て、北に進路を取り大崎の先端を目指す。
昨日はこの逆のコースでいいのが入ったのに一瞬でラインブレイク。
ハリスがギザギザになって切れてたので、飲まれてしまったのでしょう。
僚船も含めて半径数百メートルの範囲で集中して良かったポイント付近を通過中やっと58をキャッチ。
しかもこいつは散々暴れて親指の付け根付近の掌に深々とフックを突き刺された。
えげつないフックを使っていたので、引き抜くのは不可能・・・
軽装で遠征し工具も持ってきていなかったので、やむなく僚船に連絡しペンチを借りる事になった。
ここからは以前にUさんの悲劇を見ているので手馴れたもの。
シャンクを切断するときは肉の中に引き込まれない様に長めに切断する。
切断したら針先を貫通させて引き抜くだけ。
上手くやればほとんど傷跡はわからないし出血も無い。
でもちょっと神経を傷つけた様で指先の一部に痺れが残った。
今日現在徐々に感覚が戻りつつあるので切れてはいないと思う。
この魚がこの日最後の獲物となった。
日別アーカイブ: 2008/07/22
2008/7/16 芦ノ湖
わかさぎの南蛮漬けが食いたくなり家族サービスを兼ねて出発。
現地は生憎の雨。
天気予報では朝方早い内だけのはずが・・・
8時になっても止まず、9時になっても止まず。。。
やっと小降りになった10時近くに重い腰を上げて出発の準備を開始。
ロッド1本と魚探、クーラーボックスを積み込み・・・「振動子が無い」・・・
魚探無しで勝負するか?と思ったがそんな腕は無いので急遽トロに変更。
湾内に刺してきているはずの黒い奴を狙う。
当然そんなに簡単に出るはずも無く虹君のみで終了。
2008/7/13 中禅寺湖
Z曳きの訓練に行ってきました。
朝方は中層のホンマス狙い。
やはり今回もプライムタイムは日の出前後の極短い間と厳しい。
国道側、8~10色、3.5Km、ツノ 姫サイズばかり4つ。
途中エンジントラブルの僚船を曳航して桟橋へ。
その後はZ曳きに突入。
国道側を流すもNさんに50位のが1本とかなり寂しい・・・
金谷ワンドも不発・・・
仲間の船にも感無しとの事で国道側に見切りをつけ、山側へ移動。
勇助ワンドから流し始め、上野島を回り込んで反時計回りで阿世潟へ。
三角辺りからコンタクトが出始め、小寺ヶ崎-ブイ間でヒット多数。
Zとトロペの差を見せつけられる。
Uさんは昼食後自宅へ帰還。
昼食後もこの辺りを流すが、コンタクトは得られず国道側へ移動。
しかし、ここも不毛地帯で雲行きも怪しくなり早めの撤収。
やはり中禅寺湖は厳しい湖であります。